照明と古材の梁でレトロ感たっぷりなダイニングキッチン

水戸市　Oさま邸

 今風に仕上げながらも、伝統的な要素を含んだ現代和風の二階建て。

 

 淡い塗り壁に対照的な濃い茶色に塗られた板壁のコントラストで「レトロ」感。

 

そんな玄関ドアを開けると期待以上の雰囲気のあるホールが!
収納スペースを広く脇に設置することで、いつでもすっきりとお客さまをで迎えることができます。 

 

 リビングダイニングとフラットに続く畳敷きの和室。
建具も壁も美しい白色を採用し「和」でありながら違和感なく繋がっています。

 

昔の小学校を思い出すような擦りガラスと木の4枚戸。
縦のタインが繊細に配置し、全体のテイストにさらにひと花。

 

 

住み手のセンスの良さが伺える照明のデザイン。
毎日を楽しく暮らすエッセンスの一つです。 

 

全て大工の手作りでおさまっている造作家具の数々。
動線を考えた上での遊び心のある配置と古材を採用した梁で
さらに楽しい空間になっています。

 

 

キッチンはステンレスのシルバーでキリッとした印象にまとまっています。
雰囲気のある小さなレストランのようです。

 

 TVボードも、空間に馴染むように造り付け。
何もかもすっぽりと収まってしまうので家具はほとんど買い足しなし?

 

四角い引き手が可愛らしい和室。
十分な収納を取りつつ明かりとりもバッチリ。夏も風がよく通り涼しく過ごせます。 

 

 あえて仕切りを少なくし、
家族の暮らしに合わせて、いろんな使い方ができる二階。

 

 各要所ごとにたっぷりな収納を配置。

 

シンメトリーに配置された引き戸。
かくれんぼも鬼ごっこも、柱の周りをグルグル走ったり、毎日が楽しそう! 

 

二階階段を上がったすぐにはトイレと手洗い。
洗面器のすぐ下に大きなバーを取り付けてタオルかけ。
左手の木の扉を開けると鏡が出現!建築家の素敵な心配り。 

 

 階段下には、一回の水回りスペース。
すぐそばの脱衣所に大きな手洗いがあるのでこちらはあえて小さく。

 

腰板に塗り壁のトイレスペース。海藻土の壁が消臭してくれます。

 

フルオーダーメイドの脱衣洗面室。
鏡を二つ取り付けることで、忙しい朝も適材適所でみんな身支度をすることができます。 

 

家族構成　:　ご夫婦+子ども1人

設計　:　小林正一建築設計事務所

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