いい家ってどんな家? スタッフ さとう

暮らしを楽しむための「ほんのちょっと」

最近、よくお客様から
「家具を置きたくない」という声が聞かれます。

理由は様々で

「部屋の中を凸凹させたくないから」

「どこに置いていいかわからないから」

「選ぶのが面倒」

「センスがないから」などなど

 

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確かに、このちょっとした隙間に棚があるといいけど
ジャストサイズないんだよなぁ・・・なんていうところは
もちろん、造り付け家具の登場ですが

造りつけの家具ばかりにしてしまうと
家族構成が変わったり、生活スタイルが変わったりした時に

「タンスじゃなくて机だったら・・・」

「ここにあると隣の部屋と繋がらない・・・」

「サイズが小さかったらな・・・」

なんていうことが出てきたりします。

確かに面倒なことも多いのですが、
置き家具は工夫すると
使い回しができたり、
当たり前ですが移動したり
買い換えたりもできるので、
活用した方が良い場面も
たくさんあるかと思います。

 

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先日、友人が「家が片付かない」と話していて
「近かったら手伝えたのに・・・」というと
「いやいや、インテリアコーディネーターに手伝わせるほど
 まだ、おしゃれな家具とかそういう以前の問題だから(笑」

と言うのでびっくり・・・

「Mちゃん。インテリアコーディネーターの仕事は、
 お家の中を使いやすく暮らしを楽しくすることを考える仕事で
 おしゃれ家具を選んでくるだけじゃないんだよぉ。」

「え!そうなの・・・しかも暮らしを楽しくするかぁ・・・
 自分の暮らしをそういう観点で考えたことなかったわ!」

Mちゃん、楽しむ暮らしをするための片付けをするって言ってくれました。

 

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それから、実家の妹から

「壁面に収納棚を他から移動してきたいんだけど、ほんのちょっと
 引き戸からはみ出すんだよね。人が通るには十分な広さなんだから
 私は気にならないんだけどお母さんがさぁ・・・!」

ウンウン、些細なところが問題なんだよね・・・
と、いうわけで簡単だけどこんな提案をしてみました。

「ありがとー!あっさりOKが出たよぉ。」

随分揉めてたようだったけれど、一件落着に至ったようで良かった(笑。

 

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難しい施工などしなくても、こんなほんのちょっとの事で
なんだかいい感じになることが沢山あります。

いろんな側面から考えるのも楽しむ秘訣です。

建てた家も人と一緒に育ててくださいね。