玄関まで戻り、逆側へと進みます。
ちなみに、廊下部分の床板も、斜めにはってありますね。
一番奥に、もうひとつ和室があります。
入口から見るとこんな感じです。
中へ入って、障子側から振り返ると、こんな感じ。
照明が独特ですね。
アイアンの作家さん、松岡さんの作品だそうです。
この部屋の窓は、カドの部分が左右からつながっていて、
とても広く感じます。
まるで、昔の家の縁側のカドのようです。
でも実はこの窓、
カドにあたる部分に柱が無い仕様なので、
フルオープンになるんです!!
じゃん!!
またまた沢山のレールですね!
障子が2枚、ガラス戸2枚、網戸が2枚、です。
各々の戸を受け止める柱がないため、
建具そのものの形状が、カドに収まるべく工夫されています!!
双方向から歩み寄る建具そのもの同士が
支えあうカタチになります。
そのため、建具そのものが、斜め45度にカットされているのが、
上の写真で伝わりますでしょうか・・・?
この仕様を見事にピッタリと作るには、
相当の技術が必要だそうです。
今回、建具関係は、
「平成23年度 現代の名工」に選ばれた
地元那珂湊の「馬場先木工所」さんだそうです。
う〜〜ん!!素晴らしいです。
つづく
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