今朝NHKの連続TV小説「マッサン」の大工さんの言葉
日本の風土気候の説明をした後、大工さんは
日本列島は細長い島国なので、家への環境が異なっているから、
地域ごとによって工夫が違い家に特徴が出てくることも
説明していました。
機能住宅の新素材は「遮熱」や「断熱」「臭いの吸収」「調湿」を
うたっていますが、もともと日本の家は、襖や障子戸、
漆喰や土壁、土間、梁や柱・・・
自然素材が普通に持っている機能
だということも言っていました。
化学物質を発生しなければ、二十四時間換気も
化学物質吸着機能付きの〇〇とか、いろんなオプションは
そもそもいらないということが、普通のことだということが
よくわかる「普通(あたりまえ)の話」なんですね。
土間や吹き抜けのお家は夏涼しく
昔は囲炉裏があったので冬も寒くありませんでした。
今なら、薪ストーブにあった家と考えれば
空気の回る良いお家になります。
昔の集落には、その地域での知恵が今も残っています。
風の強い場所だから小さな窓・・・ではなく防風林。
門扉や長屋門を作って、風当たりを防いだり、
家々にお堀が作られ、
台所の排水で水が汚れないように、そこには鯉がいたり