手刻みの終わった材料は、
これまで上棟の時に見せていただいていて、
大抵は、組み途中や、
組み終わった後で見ることが多かったです。
なので!!
しみじみと、そのカタチがどんなだかわかっていませんでした!
よく見る、このカタチ。
大工の皆さんが「カマ」と呼んでいる
「継手(つぎて)」の種類の中一つのカタチですが、
写真のようになっているのは見覚えがありました。
組んだあとから勝手に想像していたのは、
上から見えたこのカタチが、
半分くらいまでは同じカタチになってて、
下の形に乗っているのかな?
って勝手に思っていました。
が!!
組み合わせる前の材料を横から見たら、
実は!こんなでした!
あれっ?
トンガリの先っぽの台形の形は、
右下へ向かって斜めラインになってる!!
しかも、角材の根元の方の形も、下半分は、段差があって短くなってる!
うわ〜〜〜!
3Dの世界!!
こんな仕組みになってたんだ!
ちなみに、この形を受ける側は、こんな感じ。
スミマセン。
すっごく当たり前のことですが、
確かにこれなら、簡単にははずれなそう!
こういう、形の組み合わせを考えた昔の大工さんってすごい!!!
もちろん、それを今も当たり前に刻んでいる大工さんたちもすごい!!!
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