旧ブログ ド素人主婦:Hina

墨付け&手刻み見学 その2 手刻みのカタチ

手刻みの終わった材料は、
これまで上棟の時に見せていただいていて、
大抵は、組み途中や、
組み終わった後で見ることが多かったです。

なので!!
しみじみと、そのカタチがどんなだかわかっていませんでした!

よく見る、このカタチ。

組み合わせ


大工の皆さんが「カマ」と呼んでいる
「継手(つぎて)」の種類の中一つのカタチですが、
写真のようになっているのは見覚えがありました。

組んだあとから勝手に想像していたのは、
上から見えたこのカタチが、
半分くらいまでは同じカタチになってて、
下の形に乗っているのかな?
って勝手に思っていました。

が!!

組み合わせる前の材料を横から見たら、
実は!こんなでした!

継手(カマ)


あれっ?
トンガリの先っぽの台形の形は、
右下へ向かって斜めラインになってる!!
しかも、角材の根元の方の形も、下半分は、段差があって短くなってる!


うわ〜〜〜!
3Dの世界!!

こんな仕組みになってたんだ!

ちなみに、この形を受ける側は、こんな感じ。

継手(カマ)の受け手


スミマセン。
すっごく当たり前のことですが、
確かにこれなら、簡単にははずれなそう!


こういう、形の組み合わせを考えた昔の大工さんってすごい!!!
もちろん、それを今も当たり前に刻んでいる大工さんたちもすごい!!!

 

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