若い世代の家への第一声は「安い家」でいい。が多いのですが・・・
そもそも「安い家」ってどんな家でしょうか?
「安く建てたい」というお気持ちだということはもちろんなのですが
安く建てたけれど・・・
ということにならなければ、いいなと思います。
安く建てたけれど、狭い・・・使い勝手が悪い・・・
安く建てたけれど、メンテナンスにお金がかかった・・・
安く建てたけれど、雨漏りがして大変なことになった・・・
安く建てたけれど、もう建てた変えたい・・・
安く建てたけれど、居心地が悪い・・・
車もガソリン入れなきゃ走りませんし、
オイルも定期的に入れ替えたり、タイヤも減ったら交換します。
家もおんなじで、住み心地よくするために維持していく何かが
何でも必要ですよね。
ただ、家自体の性能が良ければ、
機械などの設備は要らないかもしれないので
維持費は抑えられますし
長持ちする素材ならメンテナンスも、交換もあんまり
気にならないかもしれません。
例えば、福田建設の家なら
在来工法で風土・家族にあった設計なので
家自体が長持ちします。
昔の家は地盤をベタ基礎にしていなかったり、地盤改良などの
技術がなかったので地震に弱いと言われただけなので
現在は、ハウスメーカーも工務店もその点は遜色ありません。
例えば、在来工法の特徴的なひさし。
雨が多く、日差しの強い日本では、
雨風、日光を抑えるだけでなく、
家自体を守り長持ちさせてくれます。
ずっと住むことを考えて設計するので
生活や家族構成が変わっても臨機応変に対応するように
先生たちは家を設計してくれます。
健康素材=自然素材を使っているので、
過度な設備は要りません。
海藻土や珊瑚などのしっくい壁や材木は呼吸してくれるので
家の中の空気は綺麗ですし
湿度調整、臭いの吸収などもしてくれます。
遮熱工法は外の暑さ寒さを入れず、中の涼しさや暖かさを
外に逃しません。
左官壁は35年はメンテナンス無し。
と言われています。
もちろん立地条件で、もっともっと長持ちもします。
(災害や環境要件で逆もあるかと思いますが・・・)
月々の支払いが、もちろんいわゆる「安い家」よりも
少々上がるかもしれませんが、
安く建てたけれど・・・
で、急遽かかる金額を建てたときの金額に足して
月々で割った値段で比べていただければ
断然低く抑えられることがわかってくるかと思いますし、
「良い家」は「安い家」より住み心地暮らしやすさは
プライスレスで、びっくりするほど、安定した暮らしに
成るのではないかと思います。
と。いうことで。
「安い家」という基準では「安く建てたけれど・・・」
になってしまうことがあるので