遅くなりましたが、年が明けて最初のブログです。
本年もどうぞよろしくお願いします♪
つくばの上の室の家のレポートの途中ですが、年末の忘年会でのお話を少しお届けします♪
福田建設の年末行事は、毎年変わらず大人数の集まりが2回ほどあります。
1つは、忘年会。もう1つはそば打ちです。
どちらも、大工さんだけでなく、家を作り上げるにあたって関わってくださっている大勢のいろんな職人さんも集まります。
そば打ちは毎年30日に手刻み工場で行われますが、忘年会の方は、とある料亭の2階の部屋を貸切にして行われます。
今年も私も参加させていただいて、ついでに、大工さん達の最新写真を撮影しました。
「せっかく若い大工さんが多いんだから、大工っぽくなく、私服の写真を撮りたいな〜」という私の要望に皆さん答えてくれまして(*^^*) 写真が新しくなりましたので、是非御覧ください♪
お酒を酌み交わしながら、おしゃべりしながら、ちょびっとインタビューを交えたりしてました。
そんな中、一番古くから、親方と共に大工を続け、今もなお現役で現場に入っている藤井さんのお話がとてもおもしろかった!んです。
同じ大工でも、「宮大工」っていうと、高級で難しそうなイメージを私はもっていたのですが、
藤井さん曰く、宮大工は、手法というか、型がきっちり決まっていて、応用が対してないそうなんです。
一方、福田建設のような大工さんたちのことを「宮大工」に対して「町場大工」と言うそうですが、
この町場大工は、現場現場によって、全く違う力量が要求され、応用力がものすごく要求される仕事なので、
経験値と、自分の考えにとらわれないこと、が大切なんだそうです。
それはそうですね。お寺の様に広い敷地に、希望のサイズとカタチをつくるわけではなく、
土地の広さも、家のサイズも、建主様が希望するカタチも、毎回違うわけです。
にも関わらず、家として違和感なく感じさせる仕上がり、
出来上がりを見て回って、どこにもひっかりを感じさせない仕上がりで納めること、
そしてそれを当たり前に出来ることが、町場大工の腕の見せどころ!とのこと。
寺社仏閣のような華やかさはないけれど、どんな現場でも、日常を暮らす場だからこそ、違和感なく作り上げること、
常にそこを考えてやってきたそうです。
大工として40年以上生きてきた藤井さんの、重みのある言葉でした。
↑ナイススマイル♪藤井さん!
そんな藤井さん、現在は、新築よりもさらに応用力が問われるリフォームが面白くて仕方ない!そうですよ!
「何でも希望を聞けるぞ〜!」と満面の笑み!
自分の考えにとらわれず、どの方法が最適か、力量を問われるからこそ、腕がなる!そうです(笑)
こんなに楽しそうに語ってくれるなんて、ホントに大工が天職なんだと思います。
そして、そんな藤井さん・親方の言葉や行動を見て育ってきたのが、今いる若い大工達です。
今回、写真を差替えてみて、みんな、さらにイイ顔になってきたなぁって思います。
ホントに大工という仕事が好きなんだなぁって、特に現場の様子を見ていると伝わってきます。
無垢材の家に興味がある方には、完成住宅だけでなく、是非現場の大工の動きも見て欲しいです♪
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