今朝NHKの連続TV小説「マッサン」を観ていると
主人公が住んでいる日本家屋をリフォームしよー!と
大阪のおばちゃんが寄ってたかって盛り上がるシーンが
ありました。
主人公はスコットランド人なので、洋風にしよう!
と盛り上がっていました。
昭和初期の西洋文化流入ブームで神戸の外国人街などで
西洋建築を日本の大工さんが手がけたりしていたようです。
襖や障子はやめてドアにして、玄関も引き戸はやめると
大工さんに伝えると、大工さんは・・・
「日本には四季がある。
高温多湿にあった家っていうのがある。
日本の家は生きてるんだ。」
と言って聞かせていました。
机と椅子・ベッドを使う生活習慣に合う板の間にするなどは
大いに結構だけれど、
「気候風土に合わない家は痛む」
と大工さんは続けていました。
現代生活は結構洋式ではあるけれど、日本人はいまだに
靴を脱いで家に入るし、それより何より、
生活スタイルは変わっても、この日本って場所は変わってません。
四季もあるし、昔より暑さ寒さが厳しいくらいです。
福田建設の在来工法の木の家。
建具はみーんな引き戸。
本当はもっと見直される大事な文化なんだ・・・と
しみじみ思ったワンシーンでした。